大学院てどんな所? 社会人から大学に入るには? どうして大学院なの?

森田 千恵の大学院レポート 連載 第5回
第5回 大学院生の生活スケジュール・時間の使い方
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管理人からのお知らせ!! 森田千恵さんがTV出演されました! 12月29日(土)午前10:00〜12:00 「ネクストステージ」(BS-JAPAN) 後半部分のトークに生出演!トークのテーマは、今年1年を振り返って、経済的なことを中心に「何が不安か、今後の生活にどういう工夫をしていったらよいか」など。物価、雇用不安、マクロ経済の動向などです。 |
今回は、大学院に入ってからどんな生活をしているか、どんなスキルが役に立っているかを書いてみたいと思います。
パソコンとインターネットは必需品?
入学してすぐに、大学院生の生活にもパソコンは欠かせないものとなっているのを感じました。大学院の授業は1〜2科目をのぞいて、すべて少人数のゼミ形式です。現在、大学や大学院の科目は半年単位なのですが、その半年に1〜2回、多いときには3〜4回、自分に発表者が回ってきます。
発表者となった人は、レジュメという発表用の文書を作ります。手書きでいけないというきまりはありませんが、まずすべての学生がパソコンやワープロでレジュメを作ってきています。
さらに勉強していく過程で、書籍や文献を探すとき、大学図書館や他の図書館でパソコンで検索をするのはもちろんですし、他にもインターネットで必要な情報をとれると研究が進めやすいのです。
Eメールを使うのも今や当たり前になっているようです。8割くらいの生徒はメールアドレスをもっています。大学で申し込んで大学内のアドレスをもらうこともできます。先生との連絡、ゼミの日程変更などの連絡もメールを使うことがあります。
私は以前から仕事や私生活でパソコン、インターネットやEメールを使っていましたので、とてもスムーズに大学院生活を送っています。
一週間のスケジュール・1日のスケジュール
現在、修士課程の1年生の後期ですが、一週間のスケジュールは以下の通りです。意外に午後や夕方の授業が多く、子どもがいる人にとっては調整が必要なスケジュールですよね。大学によって、時間割は異なると思いますが、一般に大学院は午後の授業が多いという話です。本当は、午前のほうが子どもが学校に行っているので出かけやすいのですが。
また、小学校は午後に授業参観や保護者会があるので、それと自分の授業が重なって保護者会に出られないこともときどきあります。子どもたちにはふだんから私がなぜ大学院に通っているのかをきちんと話し、理解してもらうように努力しています。
曜日 授業時間
月曜日‥‥14:30〜16:00、16:10〜17:40
火曜日‥‥14:30〜16:00
水曜日‥‥12:50〜14:20
木曜日‥‥16:10〜17:40、18:00〜19:30
金曜日‥‥授業はなし。
これで6科目・12単位履修しています。前期にも同じ科目数を履修しました。2年生はぐっと履修科目が減って、6単位履修すればいいのです。いつどのくらいの単位をとるかは個人で決められます。2年生は修士論文を書くので、上記のような単位数を1年生でとってしまう人が多いようです。
一見科目数が少なく楽に見えるのですが、どの科目も1回のゼミに出るために、だいたい3〜5時間は予習をしなくてはなりません。特に英書購読は時間がかかります。時間の使い方を考えないと、かなり苦しいスケジュールです。
1日のスケジュールとしては、だいたい午前に3時間くらい、夜に1時間〜3時間はコンスタントに勉強に費やしています。月曜日に予習に時間がかかる科目があるため、土日にも同じくらい勉強しています。大学院に入ってから、夫が土日にはほとんど食事を作ってくれています。お陰で(?)私は料理の腕が落ち、夫は料理のレパートリーを増やしました‥‥‥。
というと、大学院生活はとてもハードに見えますが、休みが長いのでそれほどでもありません。私が通う東京学芸大では、8月1日〜10月中旬、12月22日〜1月6日、2月9日〜4月初旬は、それぞれ休みです。長い休みには自分が研究したいテーマを深めるとして、とりあえず予習からは解放されます。
時間の使い方
時間は誰でも1日24時間しかありません。その中で、家事、育児、大学院の勉強(少々、仕事も)をこなしていくには、ちょっとしたこつがあり、段々と私も工夫をするようになりました。
大学院のテキストは、かなり難度が高く、内容が抽象的です。15分や30分の短い時間では1〜2ページ読むのがやっとだったりします。そして次の日にまた同じテキストを開いても、前のページに戻って読まないと内容を把握できないことも多いです。そうすると同じページを2回も3回も読むことになり、時間のロスがあります。
ですので、「難しいテキストは、長い時間(2時間以上)を確保して、集中して読む」ように、しかも授業がある前日、前々日に集中的にやるようにしています。あまり早めに読んでも、内容が複雑なだけに忘れることもあるからです。
長い時間を確保できるかどうかは、家事、育児や雑事をいかにうまくこなしておくかで決まります。私のHP「サバイバル☆ママ」の『家事をやっつけろ!』(URL http://homepage2.nifty.com/SURVIVALMAMA/3.html)のページでも紹介していますが、短時間で効率よく家事をやるようにしています。こんなところにも仕事をしながら、家事・育児をこなしていた経験が生きています。
一方、大学院受験のための勉強では、英単語を覚えたり、専門用語を暗記するような勉強は、短い時間に反復練習するのがけっこう効果的でした。長い時間やっていると飽きてしまいますので、ごはんを作る30分前に暗記タイムをもうけるとか、電車を待っている間の5分に集中して覚えるという方法を使っていました。
次回は最終回です。他の大学院生の方の体験を交えながら、大学院での生活についてさらに詳しくお伝えします。
今までご愛読いただき、ありがとうございました。どうぞみなさんの感想や体験もお寄せくださいね。主婦でも母でも、いくつになっても学ぶことは楽しいこと!もっともっと私のような学生が増えることを願っています。
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